新潟県中小企業家同友会
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2023年2月号

新潟県中小企業家同友会
広報誌 DO YOU KNOW?にいがた 2月号 Vol.420

2023年2月号

新潟県中小企業家同友会
広報誌 DO YOU KNOW?にいがた 2月号 Vol.420

■表紙
私の生き方
【有限会社Mercy 代表取締役】
長尾 恵 氏 新潟支部ウェスト地区

■Contents

◇PEOPLE LIFE data No.033
未来を創る! 新潟の企業家たち

「貴方に出会えてよかった」と
言われるような経営を!
長尾 恵さん
有限会社Mercy 代表取締役

◇企業進化論 Vol.95
歴史に隠れたストーリーを訪問インタビュー

上越トーヨー住器株式会社

◇今月のイチオシ
企業の商品やサービスなどをピックアップ!

事業部を法人化!(株)テクノナガイ ソラーレ設立!

◇ANOTHER REPORT
例会や行事の報告など、情報共有の場としてフリーテーマで同友会の情報を発信します。

新潟同友会活動レポート 新潟支部12月例会「2023年同友会の活用術」

◇INFORMATION
長野全研 第53回中小企業問題全国研究集会in長野のお知らせ!

新入会員紹介

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私が経営者になるまで

私は新潟市中央区下町に生まれ、高校入学後に「この勉強は私にとって将来なんの役に立つのか?」と考えるようになり、高校を中退。17歳でも雇ってくれたエステ業界に飛び込みます。
最初は覚えることが一杯でしたが、仕事を進めていく中でお客様の悩みが改善され、笑顔を見る中で「この業界で極めよう!」と考え始めました。
エステを知れば知るほど学びたい欲が増していき、エステの学校に通う為に夜はスナックで働いて学費を稼いでいました。素敵な出会いもあり20歳で結婚。しかし、結婚3か月目にして旦那様は不慮の事故で亡くなり未亡人となりました。色んな事を考えましたが、やりたいことも多く『こんな所でくよくよするのは亡くなった彼にも良くない、一瞬一瞬を大切に生きていこうと考え様々な事にチャレンジいていこう』と決意することができました。
23歳から個人事業主となっていましたが、24歳の時にエステ会社の雇われ社長に店長候補として誘われ入社し、その三か月後に社長が失踪。私はその会社を出資者から買い取ることにしますが、実はその会社には販売済みで未使用の数千万円規模の回数券チケットがあり、その売上金が残っていないことや、各種支払いが滞納されていたのです。知らぬ存ぜぬを貫くこともできましたが、お客様一人ひとりに事情を説明し、多くのお客様に納得していただき、自らエステ施術を行いながら対応をさせてもらいました。対応を進める中で経営者としての覚悟も決まり、その他さまざまなトラブルを経験しながらもなんとか経営を進めてこれています。

 

新たなトラブルから再びスナックへ同友会と出会う

ようやく事業もひと段落してきた頃、子供を授かりますが相手男性と折り合いがつかず、シングルマザーとして出産を迎えます。さらに新たな金銭トラブルに遭ってしまったことから、30歳で一度やめていたスナックを35歳で改めて始める事になります。
昼・夜働く事が続いた中、何とか借金を返す目途が経ち始めた37歳の時、今まで定期健康診断では見つからなかった乳癌(レベル4)が病院を変えたことがきっかけで見つかります。未病について勉強する機会を与えられ、現在も癌と向き合いながら『生かされている』ことを感じています。
42歳、スナックで働いていた頃のお客様の(B、M、Yさん)とのご縁の中で同友会を知り入会する事になります。最初は何をすればいいの?とよくわかっていませんでした。しかし、Kさんに誘われて参加した青年部会での関りがきっかけになり、青年部会卒業後も新潟支部で地区長になるなど活動に繋がってきました。
美容室の一角を借りていたヤドカリ生活から新潟駅前にエステサロンを出店、新たなスタートを切った途端、コロナ禍が訪れます。青年部会のメンバーが奥さんの為にエステ券を購入してくれたり、サポートをしてくれた事にとても感謝しています。
 

 
コロナ禍で見えてきた課題と新たな挑戦、そして夢

コロナ禍になり仕事を失った多くの女性の声を聴き、以前から取組んできた女性が手に職をつける事、また美顔・痩身・脱毛等のエステの習得・化粧品の販売に力を入れていき、女性の自立を応援するスクールを立ち上げたいと考えるようになりました。
女性特有の悩みをサポートする商品との出逢いを通じて海外の商品を扱う代理店契約をし販売、性の相談窓口を兼ねて2022年11月古町にスナックをオープンし新たな挑戦を始めています。
そして、同友会の障がい福祉研究部会の活動等を通じて、障がい者の雇用や障がい者の〝性〟に対する悩みを解決・サポートをしていきたいと考えるようになりました。その為には自分一人だけでは解決できないので、地域・行政等の連携が必要と感じています。
これからも経営理念の〝愛情と感動を与えてリッチで美しく健康で幸せな毎日を大好きな家族や友達と過ごそう〟の実現を目指し、幸せを共有できる人達と一緒に楽しく目指していきたいと思います。

★2月16日の新発田支部例会にて
ここでは書ききれなかった「地域貢献」についてご報告いただきます!ぜひご参加ください!

 

 

有限会社Mercy

代表取締役:長尾 恵 氏(新潟支部ウェスト地区)
事業内容:エステティック、化粧品開発販売、飲食店
住所:新潟市西区寺地1130-26
TEL:025-211-8302 HP:https://mercy.base.ec/
店舗:Mercy(市内4店、新発田1店)
   スナック 生~うぶ~ 古町8番町
従業員数(全体):エステ5名(外注含む) スナック12名  

 

 

意志の継承

1967年に父が独立し、有限会社鷲沢ガラス店を創業。上越トーヨー住器(株)は、1985年にトーヨーサッシ株式会社(現在の㈱LIXIL)のフランチャイズ企業として設立し、(有)鷲沢ガラス店のグループ企業となりました。それまでは公共のガラス工事や住宅サッシを担っていた会社でしたが、フランチャイズ加盟により住宅の大部分を自社で携わることができるようになりました。
また、職人上がりの父の影響もあり、同業他社と比較すると社内に職人が多く、納材だけでなくガラス・サッシ・エクステリアからバスルーム・キッチン・トイレまで自社職人施工が我が社の強みです。
私は幼い頃から5歳年上の兄と共に仕事の手伝いに関わり、自然といつか父の仕事をすることを夢見ていました。
高校卒業後の進学時期になり、将来兄と共に家業をしたいと伝えたところ、父からは兄弟で仕事をすることを反対されます。私は兄に確認したところ『何も問題ない、一緒にやればいい』と優しく答えてくれました。家族での話合いの結果、出た条件が進学ではなく就職して修行することでした。兄は大学卒業から修行先で経営を学び、私は職人として東京の企業に5年間修業しました。
兄より一年早く私の方が早く家業に戻ると、社内の雰囲気は最悪と呼べるものでした。スタッフの声を聞いて会社を良くしたいと、社長抜きの懇親会を開催すると、どんどん出てくる社長の悪口。職人上がりの父はいわゆるワンマン経営、業績はよかったものの、そこに対するスタッフの不満が溜まっていました。
後継者という立場の私への風当たりも強いもので、「これは結果をだして認めてもらうしかない」と職人ではなく営業として必死に新規受注、そして継続受注を頂き、トップセールスであり続けました。
兄も入社し、徐々に社内の雰囲気はよくなってくことを感じました。鷲澤グループの父が会長となり兄が代表に就任。私は取締役ナンバー2として兄を、会社を支えていく覚悟を持って行いました。
父や兄と直接想いをぶつけ合い、話し合うことは数多かったです。だからこそ同じ想いに向かって進んでいました。兄と共に歩み10年間、スタッフも増え業績も良く、売り上げは父の代よりも倍になりました。
しかし、2013年、その兄が他界します。悲しみもさることながら、「会社をどうにかしていかないと」という使命感を重く感じました。告別式に数百人参列して頂いている中で、兄の胸に手を置き『兄貴!後は俺に任せろ!』と兄弟の誓いをしました。当時、周囲から非常に批判され身内からも怒られましたが、私はどうしても兄との最後の約束を、兄の為に集まって頂いた皆さんの前で約束したかったのです。それは使命から逃げずに戦う為です。
【意志継承】兄の夢と意志を継承した瞬間でした。無論、父の夢も継承したことにもなります。
 

夢の実現

私の夢は、「縁ある全ての人を幸せにする」ことです。父や生前兄にも笑われたことですが、私は今まで縁ある全ての方々のおかげ様で、今本当に幸せ者です。だからこそ夢を実現出来ると確信しております。
そのためにはまず、スタッフみんなに幸せになってもらうためには、会社が安心できる経営状態であることが不可欠です。そして、それぞれが充実したプライベートを過ごせることが幸せに繋がります。そして、それはお客様や地域の幸せにも繋がります。
自社が幸せなだけでは永続経営100年企業にはなれません。そのための私のもう一つの夢が、上越・妙高にコミュニティタウン【器】を創ることです。お互いが助け合い、多種多様な企業がコラボを行って地域を幸せにしていくことが、中小企業がこの先生き残っていくために必要なことだと考えています。
私が同友会に入会したのは、夢を実現するためにそれぞれの分野のプロ経営者との出会いを求め、そして「勤勉と経営への真剣さ」に惹かれたからです。同じ地域にある魅力的な企業と共に、幸せ溢れる地域にしていきたいと考えています。ぜひ今後とも仲間として、パートナーとしてご協力ご指導ご鞭撻頂きますようお願い致します。
 

 

企業の未来

社員の平均年齢が40代に突入し、若い人材の確保が目下の課題となっています。設定した中期ビジョンを毎年チェックし、更に2年に1度更新し、【ここで働きたい】と思える会社へ本社や店舗のビジュアル面の改装の計画、SNSでの情報発信だけでなく実店舗の強化、より働きやすい環境の実現(福利厚生、スタッフが利用できる顧問弁護士契約等)に向け取り組んでいきます。
将来的には「家業」から「企業」として親族外から取締役を担ってくれる人材を育て上げ、更に言えば自社に留まらず、独立やグループ会社として会社の社長になってくれる人材を創り、それを支持・サポートできる企業に私の代で実現させます。
「縁ある全ての人を幸せにする」これが私の夢であり信念です。

 

 

新潟支部 ㈱テクノナガイ(長井裕三氏 新潟支部イースト地区)が、同社のスマートエネルギー事業部を分社化し、「㈱テクノナガイ ソラーレ」として設立しました。「ソラーレ」とは、イタリア語で太陽を意味し、太陽光発電の事業内容から名づけられました。新潟市東区中野山の新社屋は、明るく現代的な「ここで働きたい」と社員さんのモチベーションが上がるようなオフィスになっています。
これで、㈱テクノナガイが大本になる「NGIホールディングス」は、ソラーレ・㈱ゆい工房の3社がグループ会社となりました。「違うビジネスモデルを持つ事業部に対し、1社では偏った、あるいは折衷案のような取り決めを創らざる得ない場合があり、それを改善することが一つの目的だった」と長井さんは話します。
新たな企業として、グループ各社を引っ張っていく存在になること、3年で10名の増員を行い、20名規模の会社に拡大していく野望を語りました。
『太陽光発電』をご検討の方は、ぜひ㈱テクノナガイ ソラーレへお問い合わせください!


【㈱テクノナガイソラーレ】
住所 : 新潟市東区中野山4丁目16番17号
TEL : 025-250-1443
代表取締役 : 長井 裕三 氏(新潟支部イースト地区)
業務内容 : スマートエネルギー事業

 

2023年3月2・3日(木・金)に、中小企業家問題全国研究集会がお隣、長野県で開催されます!リアル会場では12の分科会が開催され、オンラインでも4つの分科会が開催されます。その中には、自社の経営のヒントになる分科会や、大きなきっかけになるグループ討論での出会いがあるかもしれません。
全国から熱い経営者たちがこぞって長野に訪れます。全国大会が隣県で開催される大チャンスです。当日は新潟からバスツアーも予定していますのでぜひご検討ください。(一部パーキングエリアでの乗車希望を確認しております。ご希望のある方はお早めにお申し込みください。)
みんなで長野へ行きましょう! お申し込みは事務局またはe.doyuへお願いいたします。
 


 


12月21日(水)に新潟支部12月例会が開催されました。
テーマは「同友会の活用」。2022年に入会し、同友会で様々な活動に参加した報告者が、
「自身が同友会をどのように活用しているか」を振り返り、自身・自社への影響、考え方などを
共有していただきました。報告者2名、座長室長の計4名の感想を紹介します。

 

 
※予定では久出州ルフル氏(有限会社アクロストレーディング 代表取締役 新潟支部)にもご報告をいただく予定でしたが、当日まで続いた大雪の大渋滞の影響から2名の報告となりました。

報告者 株式会社Creative.LAB
代表取締役 中村 修吾 氏
(新潟支部セントラル地区)

この度はこのような報告の機会いただき誠に感謝申し上げます。プレ報告を含めて皆さんからの感想やご意見いただけた事ありがたかったです。そして、初めて例会の設営に関わり、本当多くの方の協力の上で成り立っているんだと驚きました。
入会して数か月たちましたが、どうしても弊社の業種的にイメージし辛い事もあり、皆さんの前で話せる機会を頂けて少しでもわかっていただけたかと思いました。登壇するまでに色々思い返していて、同友会に入って色々刺激や学びを貰えて来たんだと再認識できました。
少しでも皆さんに刺激を返せるように、またこのような機会いただけるよう頑張っていきます。よろしくお願いいたします。

 

報告者 株式会社はるかぜツアー
代表取締役 鹿島 隆一 氏
(新潟支部ウェスト地区)

この度は新潟支部例会報告者という貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。私の同友会への想いは感謝しかありません。今までできなかった仲間作りや得られなかった学びをはじめ、私が苦手としていることを経験させてもらえる場所は同友会しかなく、同友会で練習させてもらっている感覚です。
良いと思ったことは積極的に自社に取り入れていきたいと思います!ありがとうございました!

 

座長 有限会社笹山モータース
代表取締役 寺尾 俊幸 氏
(新潟支部イースト地区)

今回は大雪の中、例会開催できた事、ご協力いただいた皆様に感謝します。また、ルフルさんが参加できなかったのは残念でしたが、ご無事でなによりでした。報告者の中村さんと鹿島さんのお話は、これからの同友会や地域に求められている事が見えてきたと思います。お二人の様な若い経営者が増えていけば、主要都市に行かなくても、より魅力ある新潟に変化し、生活の拠点になりえるのではないでしょうか。生きる事を活用する「生活」の拠点を創造するのが経営者の役目だと気が付かせ貰った例会となりました。大変ありがとうございました。

 

室長 荘司司法書士事務所
司法書士 荘司 忠 氏
(新潟支部イースト地区)

私自身、例会への参加があまり出来ていなかった中で、寺尾座長からお話を頂き、初めての室長を務めさせていただきました。皆様の前で話すことに緊張し、設営では板書について至らない点もあり、平川支部長から指摘も頂きました。例会の準備、報告者の報告、討論を通して、新しい気づきや反省点もあり、また、他社の従業員の関係などを聞き、自身が独りよがりの考え方になっているのではと、ハッとすることもありました。室長として参加させていただき刺激を受けました。ありがとうございました。

     

入会案内・お問い合わせ

中小企業の経営者及びこれに準ずる方で、会の趣旨に賛同される方は、どなたでもご入会いただけます。
また、会員企業の社員の方や会員でない方も参加できる行事があります。

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