新潟県中小企業家同友会
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「きき方は あり方」

みなさま、こんにちは!はじめまして。

新潟県中小企業家同友会 事務局 入局19年目の西村です。

毎週水曜日更新の事務局ブログ、よろしくお願いいたします!

 

先日、入局以来大変お世話になった方の訃報が入りました。

新潟同友会 顧問・株式会社シナゼン 取締役会長の品田保男さんです。

 

私が、同友会事務局員の採用試験を受けた時期、

品田さんは代表理事をされており、

面接官のおひとりとしていらっしゃったのが初めての出会いでした。

 

上越支部や村上支部など、遠方支部を担当していた時期には、

各支部の例会に参加される品田さんを助手席に乗せ、

長い時は往復約3時間を共にし、

いろいろなお話をしました。

同友会のことだけでなく、

家族のことや趣味のこと。

品田さんはとてもお洒落で、ファッションの話を伺ったこともありました。

 

品田さんは、

「私の一生のライフワーク」と、

新潟同友会の経営指針成文化活動に熱心に参画されていました。

7/9(金)に発表会を終えた第4期経営指針成文化と実践の会にも、

サポーターとして、熱く受講生と向き合われていました。

最終講の6/17(木)が、品田さんの最後の同友会行事参加の場となりました。

 

今年3月、品田さんを報告者に迎えて開催された下越南支部例会。

私のノートから、品田さんの言葉をいくつかご紹介します。

 

・「聴く耳」をつくる。傾聴=人間尊重。これは世界共通。

・(自分に都合の良いことだけを聞き取る)選択性難聴になっていないだろうか?

・考え続ける。自分を更新する。→昨日の自分からの成長を実感できる。

・人を許す。ブレる自分も許す。

・充実した人間関係を築けるのは、自分の弱さの根底をさらけ出せる人。

・ひとりでは自己変革はできない。

・家庭で、自主・民主・連帯を実現する。

 

きき方は(聴き方・聞き方)、人としてのあり方だと、教えていただきました。

これから自分がどうあるか。

周りの多くの人たちと、どんな関係性を紡いでいくか。

品田さんの言葉と、目尻の下がった愛らしい笑顔を胸に、

これからを生きていきます。

ありがとうございました。

 

写真:品田保男さんと品田敦司さん(現 (株)シナゼン 代表取締役/新潟支部会員)

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